「ひとりで抱え込まないで」― いじめ防止・相談カードの設置活動

大宮中央ロータリークラブでは、子どもたちが悩みや不安をひとりで抱え込むことなく、必要なときに誰かに相談できるきっかけをつくるため、いじめに関する相談先を知らせるカードの設置活動を進めています。
いじめに悩んでいても、誰に相談したらいいのかわからない。
親や先生には言いづらい。
声を上げることそのものに、勇気が必要な子どもたちもいると思います。
そんなとき、ふと目にした一枚のカードが、「相談してもいいんだ」「話を聞いてくれる場所があるんだ」と知るきっかけになってくれたら。
私たちは、そんな願いを込めてこの活動に取り組んでいます。
今回の設置活動には、久世パストガバナーにもご参加いただき、会長・幹事・社会奉仕委員長・会員とともに実際に地域を回りながら、一か所ずつ設置へのご協力をお願いしています。
ロータリーの奉仕活動は、大きなことをすることだけではありません。
地域の中に小さなきっかけをつくり、それがいつか誰かを助けることにつながる。
目立たなくても、一人の子どもの心に届くことができれば、その活動には大きな意味があると私たちは考えています。
そして、この活動はまだ始まったばかりです。
より多くの子どもたちの目に触れるよう、これからも地域の皆様にご協力いただきながら、カードを設置していただける場所を少しずつ増やしていく予定です。
いじめをすぐにゼロにすることは、簡単なことではないかもしれません。
それでも、「ひとりじゃない」と思える場所を増やすこと、困ったときに助けを求められる社会をつくることは、私たち大人にできることの一つだと思います。
子どもたちが、学校へ行くことを怖いと思わずにすむように。
誰かとの違いを理由に傷つけられることなく、自分らしく過ごせるように。
そして今より少しでも、誰もが生きやすいと思える社会になっていくように。
一枚の小さなカードから始まるこの活動を、大宮中央ロータリークラブはこれからも地域の皆様とともに続けてまいります。